成長と共に変わるボードゲームの世界
子どもの年齢や成長、発達段階に応じてボードゲームを選ぶことで、遊びながら学びの時間を作ることができます。年齢別で見分けることによって、子どもが飽きずに楽しめ、かつ頭を使うゲームを選ぶことが大切です。
幼児期(3〜6歳)
この時期のこどもたちは、色や形を認識し、単純なルールでも遊べるようになります。木のおもちゃで形合わせをするようなゲームや、基本的な算数が学べるような知育玩具が好まれます。この時期は、絵本での読み聞かせと同じように、ゲームを通じて言葉を学んだり、集中力を養ったりする大切な時期です。
小学生(7〜12歳)
この年齢になると、ルールの理解が深まり、より複雑なゲームにも挑戦できるようになります。文章を読んで理解する力もついてきますので、冒険や物語を楽しむゲームもおすすめです。また、団体で協力して楽しむタイプのゲームは、社交性やチームワークを育むのに役立ちます。
中学生以上
論理的思考や戦略を練る力が求められるゲームが適しています。経済や都市開発をテーマにしたボードゲームは、地頭を鍛えるにはうってつけ。また、国語力や歴史の知識を深めるゲームもあり、学びと遊びの境界を超えて楽しむことができます。
ボードゲーム選びのポイント
1. 年齢適応を確認する
パッケージに記載されている年齢適応を確認しましょう。子供が楽しめる内容かつ挑戦しがいのあるゲームを選ぶことが重要です。
2. 学びの要素
遊びながら学べるゲームを選びましょう。数学力、言語力、論理思考等、遊びを通じてさまざまなスキルを育むことができます。
3. 家族で楽しめるか
お母さんやお父さんも楽しめるゲームを選ぶことが、家族の絆をより強固なものにします。共働きの家庭では、限られた共有時間を最大限に活かすためにも、家族全員が楽しめるゲームを選びましょう。
家族で楽しむボードゲームのすすめ
ボードゲームは、ただ遊ぶだけでなく、子どもたちの社会性や協調性、忍耐力を養うことができます。また、親子でゲームをすることで、子どもの思考プロセスを間近で見ることができ、子どもの成長を温かく見守る良い機会となります。そして何より、共同でチャレンジし、時には勝ち負けも経験することで、家族の絆がより一層深まります。選んで楽しむボードゲームの世界は、子どもから大人まで、家族全員が笑顔になれる素晴らしい時間を提供してくれます。忙しい日々の中でも、子どもと深く関わっていくためのひとつの方法として、ボードゲームでの遊びを取り入れてみてはいかがでしょうか。